お部屋探しシリーズ「情報収集(下)」

2016年09月26日

前回に続き、「情報収集」について引き続きご説明いたします。

 

今回は、物件情報収集に関して、よく受ける質問、メリットやデメリット、疑問などについて書いていきます。

 

 

 

 

 

Q.物件を探すのに、現地の不動産屋へ飛び込むのと、ネットで探すのとではどっちが良いですか?

 

A.どちらが良いとは一概には言えませんが両方のメリットを考えて探すことをおすすめします。それぞれのメリット、デメリットは以下の通りです。

 

≪不動産屋を直接訪問≫
【メリット】
・直接訪問することで、交通の便や環境を直に感じられる。

・内見もすぐにでき、直接物件の雰囲気を感じられる。
・ネット掲載前の物件や、敢えてネットに載せていない物件を教えてもらえることがある。
・気になったところや細かいところを直接質問できる。
【デメリット】
・時間に制約があり、一日に回れる物件数に限界がある。
・その地域の情報しか得られない。
・遠方であれば特に、現地までの交通費の費用がかかる。


≪インターネットで部屋探し≫
【メリット】
・物件情報件数が多く、特定の市町村から全国までの物件情報にアクセスできる。

・一昔前と比べ、今は物件の詳細も載っており、大体の雰囲気は分かる。
・24時間いつでも速く簡単に探せる。
・外に出ずとも物件を探せる。
【デメリット】
・大家さんの意向などでネットに掲載していない物件もある。
・質問の回答に時間がかかる。
・直前に情報内容に変化があっても、ネットに反映されるが遅い。
・街の雰囲気や物件の空気感を感じ難い。

 

 

 この様に、日夜問わず大量の候補の中から短時間で自分にとって必要な情報を集めるなら、ネットが最適といえます。また、不動産屋へ直接訪問するメリットは、最新の物件情報を入手でき、気になる点があればすぐに質問でき、街や物件の雰囲気を直に感じられる点です。

 

以前は、物件情報を集めるために、不動産会社を何軒も訪ね歩くことがほとんどでしたが、

今の傾向としては、何軒も不動産会社を巡る方は大変少なくなりました。入居者がお部屋探しをする際には、まずはインターネットで物件を検索するのが一般的で、スマートフォンを利用して検索をする方が急増しています。

 

 

それもそのはずです。

 

 

「通信利用動向調査」でインターネットの普及率(過去1年間にインターネットを一度でも利用したことがある人の率)が、1997年末には個人普及率は9.2%だったのが、2015年12月末時点のインターネットの普及率はは83.0%となっています。このようなネットの普及、そしてスマートフォンの利用率の上昇により、部屋探しで不動産屋を巡るということはひと昔前のこととなりつつあります。

 

 

 

今の物件情報収集の順番は、

 

インターネットで物件を調べる

不動産会社にメールや電話をする

その不動産会社を訪問する

 

この様なパターンが多くなっています。

 

ちなみに、ある調査で、「部屋探しのために訪問した不動産会社店舗数」は、首都圏で平均1.7店舗(内訳は42.8%が1店舗、次いで25.9%が2店舗)となっています。

 

 

 

 

Q.情報収集はいつから始めるのが良いでしょうか?

 

A.3ヶ月くらい前から少しづつ物件情報を見て、賃貸物件を見る力を付けておきましょう!

​ 軽い気持ちでネットで情報収集をして、自分が気に入った物件がどのくらいで無くなるのかを見たりすると良いでしょう。物件を見ていると、自分の希望するエリアの家賃相場と部屋のスペックも少しづつ見えてきて、物件を見る目が養われます。この情報収集で物件を見る力を付けておくと、実際に部屋を決めるときの決断力も付きます。いざ部屋を決める時に迷ってしまい、「他の人に取られてしまった…」ということがないようにするための練習時間と考えましょう。

 入居を希望する日の1ヶ月くらい前から本格的な部屋探しをすれば、充分良い部屋が見つかります。焦る必要はありません。

 

 

 

Q.良い部屋をみつけました。入居希望日は3か月後です。予約はできますか?

 

A.賃貸物件は、予約が出来ません。そして賃貸物件は早い者勝ちということを理解しておきましょう。誰でも駅に近くて家賃が安くて部屋が広くてきれいな所が良いので、良い物件から順に決まっていってしまいます。今回の質問の件は、予約というよりも入居日までの賃料交渉となってきます。これはあくまでも大家様の判断であり、大家様への相談は出来ます。しかしあまり期待はしない方が良いでしょう。若干期待できる物件としては、現在入居中で退去日が先の物件募集です。図面と以前の写真での判断で、実際のお部屋は見れませんが…。

 また、色々と煽る不動産屋さんもいますが、物件はたくさんありますので心配は要りません。住んでいる部屋と借りる部屋の両方の家賃を払うようなことがないようにしましょう。

 

 

 

Q.他の不動産屋のHPでも同じ物件を見たことがあるのですが?

 

A.よくある光景です。実際、一部物件を除き同じ物件をA社でもB社でも取り扱っている場合がほとんどです。まず、気になる物件を見つけましたら、小さな不動産屋の「4つのお約束」をお読みいただき、信頼があるなと感じた方は、当社へお問合せ下さい。丁寧なご説明と、地域情報のご提供、物件の良い悪いのアドバイス、大家様への責任ある折衝(折衝力は特に自信があります)、新生活へのアドバイス、そして契約後も他社様とは一味違った長いお付き合いをさせていただきます。覚悟の方を、どうぞよろしくお願いいたします(笑)

 

 

ここで一つ質問です。

 

皆さんは病気になったときに大学病院などの大きな病院に行きますか?

 

 

恐らく、大きな病気でなければ、街のかかりつけのお医者さんへ行く方がほとんどではないでしょうか?

大手の病院、街のお医者さん、それぞれの良さがあります。

当社は街医者としてのポジションで、小さな不動産屋の「4つのお約束」を軸にお客様の相談に乗りアドバイスを行い、細かいところまで手の届くサービスで皆さんの新生活のサポートをいたします。

 

 

 

 

不定期の掲載となりますが、次は、お部屋探しシリーズ「内見」についてブログします。

 

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